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ディスプレイ広告公開 2026.10.30

レスポンシブ ディスプレイ広告の作り方は?用意する素材と、そのまま真似できる1セット

レスポンシブ ディスプレイ広告の作り方を、用意する画像・ロゴ・見出し・説明文の数とサイズから説明。架空のパーソナルジムで、そのまま真似できる1セットの例を載せ、作った後にどのアセットを替えるかの判断も紹介します。

この記事を書いた人

シンビ 運用チーム

株式会社シンビで、広告の運用を担当しているチームです。

※本記事は、運用型広告の支援を行う株式会社シンビが、自社の見解として作成しています。Google広告を中心に、2026年10月21日時点のGoogle広告ヘルプにもとづいて説明します。

この記事のポイント

結論:写っているもの(被写体)の違う画像を数種類用意し、それぞれ横長・正方形・縦長の3つの形で書き出します。文は、1つだけで出ても意味が通るように書きます。

  1. 新しく始めるなら、デマンド ジェネレーション キャンペーンで作る
  2. 画像に文字やボタンを重ねない
  3. 毎回出したい文言は、見出しに入れる(説明文は省かれることがある)
  4. 作った後は、クリック率の差ではなく「低」の評価と内容のずれで差し替える

レスポンシブ ディスプレイ広告とは?

画像・ロゴ・動画・見出し・説明文を登録すると、Googleが組み合わせて、ウェブサイト・アプリ・YouTube・Gmailの枠に合った形で出す広告です。画像や見出しなど、広告の部品を「アセット」と呼びます。

広告は、[広告]のプラスボタンから[レスポンシブ ディスプレイ広告]を選んで作り、プレビューで見え方を確かめて保存します。

何を、いくつ用意する?

用意するアセット(画像のファイルサイズはどれも5,120KBまで)

アセット数大きさ・文字数
横長の画像(1.91:1)1枚から推奨1,200×628
スクエアの画像(1:1)1枚から推奨1,200×1,200
縦長の画像(9:16)任意推奨900×1,600
ロゴ(1:1と4:1)合わせて5つまで推奨1,200×1,200と1,200×300
動画5本までYouTubeのURL
短い広告見出し1〜5個全角15文字まで
長い広告見出し1個全角45文字まで
説明文1〜5個全角45文字まで
ビジネスの名前1個全角12文字まで
  • 画像:3つの比率で合わせて15枚まで。Googleは比率ごとに5〜10枚を勧めています。3つの比率の画像に動画も加えると、配信の対象になりやすくなるとされています
  • ロゴ:ないと、地球儀などの標準のアイコンが出ます。1:1と4:1の両方を、透明の背景で用意します
  • ビジネスの名前:入力どおりに出ます

どのキャンペーンで作る?

新しく始めるなら、デマンド ジェネレーションで作りましょう。ディスプレイ ネットワークだけにも出せます。既存のディスプレイ キャンペーンに足すなら、そのままでかまいません。

ディスプレイ キャンペーンは、デマンド ジェネレーションに移されます。2026年6月から移行ツールが順に提供され、新規作成の制限と残りの自動移行は、2026年10月21日時点のヘルプでは日付のない「今後の予定」です。移した先でも、レスポンシブ ディスプレイ広告は使えます。

関連記事:デマンド ジェネレーション キャンペーンとは

画像と文は、どう作る?(1セットの例)

画像は、被写体を変えて数種類作り、それぞれを3つの比率で書き出します。1種類の写真を3つの比率にしただけでは、比べる相手がいません。文は一緒に出るとは限らないので、1つずつで何のサービスか分かるように書きます。

架空のパーソナルジムなら、次の1セットを用意します。

画像(12枚)とロゴ(2つ)

  • 器具の並んだトレーニングルーム
  • トレーナーが横でフォームを見る様子
  • 体の状態を測り、記録を一緒に見る様子
  • 仕事帰りに手ぶらで来て始める様子

この4種類を、それぞれ1.91:1・1:1・9:16で書き出します(上限15枚に収まります)。ロゴは1:1と4:1を1つずつです。

短い広告見出し(5個)

  • パーソナルジムの無料体験
  • 1回50分、週2回の個別指導
  • 食事の記録もトレーナーが確認
  • 運動が苦手な方も始めやすい
  • 入会金なし・月4回から通える

長い広告見出し(1個)

  • 運動が続かなかった方へ。毎回のメニューをトレーナーが決めるので、通うだけで続けられます

長い広告見出しは説明文なしで出ることもあるので、これだけで通じる文にします。

説明文(4個)

  • 初回の体験は無料。体の状態を測り、目標に合う通い方をご提案します。
  • 入会金なしで、月4回のコースから選べます。予約は朝7時から夜10時まで。
  • 着替えとタオルは無料で貸し出し。仕事帰りに手ぶらで通えます。
  • 1回50分のマンツーマン。フォームを見ながら、無理のない重さで進めます。

文はどれも上限内で、説明文はGoogleの勧めに合わせて全角40文字以内です。ビジネスの名前にはジムの名前を入れ、見出しには入れません。

作るときに気をつけること

  • 画像に文字・ロゴ・ボタンを重ねない。小さい枠では読めません。看板のように、写真に自然に写った文字は問題ありません
  • 加工しすぎない。コラージュ、枠線、強いフィルター、ぼやけ・ゆがみのある画像は、Googleのガイドが避けるよう勧めています
  • 伝えたいものは中央寄りに。Googleが画像を切り抜くことがあります
  • 見出しと説明文で同じことを言わない。「無料体験」の見出しに「無料体験を受付中」と重ねず、通い方や中身で補います
  • 「無料」「期間限定」などは、条件を同じ文に書く。景品表示法の確認も要ります

関連記事:レスポンシブ検索広告の改善

Googleが自動で変える部分は?

Googleは、画像の切り抜き・補正、背景やフォントの変更、説明文の一部の省略などをすることがあります(アドバンス フォーマット オプション)。画像・見出し・説明文から動画を作ることもありますが、自社の動画を登録すれば使われません。説明文は省かれることがあり、長い広告見出しも説明文なしで出ることがあるので、毎回出す決まりの文言は見出しに入れます。

私たちは、ブランドの決まりに反しない限り有効のまま始め、見え方の合わないものだけ外せばよいと考えます。オプションは広告の作成中に選べます。

作った後、どのアセットを替える?

見る場所:[アセット]のレポートで、ディスプレイ キャンペーンを選びます。アセットごとのパフォーマンス評価(「最良」「良好」「低」「学習中」「評価なし」)と、表示回数・クリック数・費用・コンバージョン(申し込みなどの成果)が見られます。

Googleの説明では、「低」は十分なデータがそろってから付く評価で、置き換えると改善する可能性があります。一方、アセットごとのクリック率などは組み合わせの影響を受けるので、傾向の目安にとどめるよう勧めています。そこで私たちは、率の差だけでは替えません。先ほどのジムなら、次のように判断します。

  • 入会金を取るように料金が変わった:「入会金なし」の文を、すぐに替える
  • 1:1の「トレーニングルーム」に「低」が付いた:同じ1:1の、別の被写体の画像に替える
  • 1:1の「測定」は、クリック率が低く見えるだけ(評価は「学習中」か、なし):替えない
  • 1.91:1の「手ぶら」が、ほかよりずっと少ししか出ていない:ほかが優先して出ている。外さずに、別の被写体の画像を足す

替えるのは1回に1〜2枚までにします。同じ比率の画像が1枚だけなら、先に別の画像を足します。

広告作成の画面には、広告アセットの充実度(「未完了」から「非常に高い」までの5段階)も出ます。主にアセットの数と種類で決まる評価です。Googleは「非常に高い」を目標に上限まで足すよう勧めていますが、私たちは、素材が足りなければ「高い」で止めて実績を見てもよいと考えます。似た画像で数を埋めても、比べる材料は増えないからです。

関連記事:Google広告の「テスト」の使い方

よくある質問

文字入りのバナーを使いたいときは?

アップロード型のイメージ広告なら、作った画像のまま出ます。デマンド ジェネレーションでも静止画像は使え、HTML5は2026年10月21日時点のヘルプで「2026年後半に対応予定」です。

1つの広告グループに、広告はいくつ作ればよいですか?

Googleは、メッセージと画像を変えた広告を3〜4個勧めています。私たちは、件数が少ないうちは訴求を変えた2個から始めてよいと考えます。

不承認になりやすいのは、どんなときですか?

画像が小さい・ぼやけている・文字が読めない、押せない「再生」「閉じる」などのボタンが描かれている、あおる表現(クリックベイト)がある、動画にアクセスできない、誰の広告か分からない、といったときです。直したら再審査を受けます(通常24時間ほど)。

関連記事:Google広告で不承認になったら

補足と出典

  • パーソナルジムの例(画像・見出し・説明文・数字)は架空です
  • 作る場所、画像の作り分け、「高い」で止めること、差し替えの判断(4週間・1回の枚数を含む)、広告の数は、私たちの考えです
  • 画像の最小サイズは、横長600×314、スクエア300×300、縦長600×1,067です。ロゴの余白は、ロゴの大きさの1/16までにします
  • ロゴの1:1の最小サイズは、作成のページでは128×128(4:1は512×128)、アドバンス フォーマット オプションのページでは300×300です。300×300以上なら両方に合います
  • ビジネスの名前は、レスポンシブ ディスプレイ広告のページでは「25 文字」、デマンド ジェネレーションの仕様のページでは「半角 25 文字(全角 12 文字)」です。説明文の全角40文字以内は、ベスト プラクティスのページの勧めです
  • ガイドが避けるよう勧める画像には、白一色を含む合成の背景、空白が8割を超える画像も含まれます。「詳細はこちら」で終わる文も避けます
  • アドバンス フォーマット オプションは「アセットの調整」「動画の自動生成」「ネイティブ フォーマット」(YouTubeやGmailなどの枠に合う形で出す。画像が切り抜かれることがある)の3つです。ネイティブ フォーマットは、移行のページによると広告の作成時の[その他のフォーマット オプション]で外せ、外した広告は移す前に有効に戻すよう案内されています。Googleは、ストック画像やAIで作った背景・画像も使うことがあります
  • ディスプレイ キャンペーンで作った広告を移すときは、ロゴが必須になります(ないと追加を求められるか、仮のロゴが入ります)。価格のプレフィックス(「2,500円から」など)とプロモーション用テキストは外してから移し、価格や特典は見出しか説明文に書きます。移した広告は、新しい広告として審査し直されます
  • 移すとき、今の形式の免責条項(広告に添える注意書き)は、一時停止して外してから移し、新しい形式で付け直して再開します。デマンド ジェネレーションでは、キャンペーンの作り方と選べる入札が違います
  • 差し替えの判断の例で、「手ぶら」の画像は4週間で、ほかの画像の1万回に対して数百回しか出ていない想定です。表示回数の偏りはGoogleの予測の結果で、少ない画像が劣ると確かめたものではありません。「フォームを見る」画像がクリックを集めても申し込みが付かないときは、画像単位で決めず広告グループの成果で判断します。数字は週ごとにも上下するので、差が小さければ判断を保留します。訴求の違う広告どうしは、[テスト]で期間と分け方をそろえて比べます
  • 不承認の理由には、画像が横向き・逆さ、リンク先が不適切(最終ページURLが一貫しているか確かめる)も挙がっています。動画は公開か限定公開にし、ビジネスの名前ははっきり分かる名前にします
  • デマンド ジェネレーションの縦長の画像は4:5で、9:16とは別です。移行の予定や対応する機能は変わることがあるとされているので、作成画面で確かめてください
  • パフォーマンス評価は、レスポンシブ検索広告では廃止され、ディスプレイでは2026年10月21日時点のヘルプに説明が残っています
  • 出典(Google 広告 ヘルプ):レスポンシブ ディスプレイ広告の各ページ(について、作成する、ベスト プラクティス ガイド、管理する、アドバンス フォーマット オプションについて、動画の自動生成について、広告アセットの充実度について、一般的なサイズについて)、ディスプレイ広告とキャンペーンのアセット レポートについて、アセット単位の指標について、Google ディスプレイ広告キャンペーンをデマンド ジェネレーションに移行する、デマンド ジェネレーション キャンペーンの仕様とフォーマットの要件。Google 広告ポリシー ヘルプ:編集、イメージ広告の要件

ディスプレイ広告の素材づくりを、第三者の目で確認しませんか

株式会社シンビは、福岡を拠点に、運用型広告を中心としたWebマーケティングを支援しています。運用の代行だけでなく、可能な範囲でインハウス化の支援もお引き受けしています。

「どの画像を何枚用意すればよいか」「評価の低いアセットを替えるべきか」という段階でも、お気軽にご相談ください。

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